中国茶茶房

2016年02月24日

中国茶茶房を作る

芳泉茶寮の改修の当初から、
中国茶を楽しむための茶房を作る、
という計画がありました。

上海で暮らしのはたった2年間でしたが、
私たちにとってこの2年はとてもたくさんの経験をさせてもらった貴重な時間でした。

その中でも中国茶との出会いは特別なもので、私たちの生活の中に染み込んでいます。

特に、瞑想修行を真剣にはじめてからは一切お酒を飲まなくなりましたので、中国茶を楽しむ時間は至福です。

そんな私たちが暮らす空間には、中国茶を楽しむスペースがあったらいいな、というのは自然と出てきた発想でした。

この空間をどう作るか?

いろいろアイデアを話しているうちに、中国煉瓦の磚(せん)を使うことを思いつきました。

その煉瓦を積んで使う、また、床や巾木として使う。

積んで使うのは薪ストーブの周辺です。

こんな感じ。


















まだ目地を入れる前


















目地を入れたあと。わざと荒い仕上げしに、磚の粗野な長所との調和を図ってます。

普通の職人さんはこんな仕上げやりたがらないんじゃないかなぁ。

これも筒井さんの手によるものです。

煉瓦を積む時の目地をどうするか?なんて考えたこともなかったのだけれど、確かに思い返してみれば、中国で見た建物はこんな目地だったり、凹んでいたりしていました。

そして、その目地によってかなり大きく印象が違うのです。

磚を選んだだけでなく、こうして味のある仕上げにしていただいたことで、より空間の心地よさが増すように思います。

薪ストーブ使うのが楽しみ!




healthytastyandwise at 21:39|PermalinkComments(0)
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