床下三和土

2015年08月07日

建具の整理

2015年8月6日ー木曜日

一昨日、昨日と現場が賑やかだったので、今日は3人の基本メンバーでの作業がなんだか妙に静かに感じます。

朝、昨日外に出した建具のチェック。

使うものと、もう使わないものを整理しました。

例えば、写真のようなガラス戸など、必要な方がいらしたらお譲り出来ますのでお気軽にメッセージください。








他にもいろいろあるので、また改めて詳しくお知らせします!

⭐️今日の作業
⚪︎西側の暗渠排水

⚪︎北側のサッシや窓、板の間の壁の解体

⚪︎床下三和土、最終段階!





healthytastyandwise at 21:05|PermalinkComments(0)

華麗なる、改修現場🌸

2015年 8月5日ー水曜日


本日の芳泉茶寮の現場は
華やか









女性がたくさんお手伝いに来てくださいました!


昨日来てくれた10歳の強力助っ人、
今日も来てくれました。


みんな、びっくりするほど力持ちで、働き者💕














今日も暑かったので、汗だくで作業でしたが、

でっかーい西瓜や、

アイスキャンデーの差し入れのおかげで、

なんとか無事作業終了

とあいなりました。


今日の作業

⚪︎土間の東側の納屋部分に一時的に収めていた
建具や襖を屋外に移動 



→その後、削岩機と手掘りで納屋の床の土を運び出し。



⚪︎長屋門の物置に保管されてた、かつて使ってた
障子やガラス戸

→使うものと使わないものとに分別


※障子やガラス戸、引き取り手
募集中です!



⚪︎暗渠排水路に瓦クズを入れ、トレンチ管を設置 


→掘った土をユンボ&ネコ、手掘りで移動


⚪︎今まで通りの床下三和土作業


などなど、今日はみなさんのパワーの
おかげで、すごくたくさんの作業が出来ました。


みんなで食べたスイカ、美味しかったぁ〜🎵














ちなみに、なぜ今日の作業メンバーがヤクルトを
飲んでいるかは、暗渠排水と乳酸菌の絡みで
改めて今度ご説明しまーす!


(なので、トレンチ管の周りにヤクルトの 

プラスチックケースが配置されているのは、
ゴミ、ではありません!!)



healthytastyandwise at 08:04|PermalinkComments(0)

2015年08月04日

気軽に、お手伝い〜🎵大歓迎!!

2015年 8月4日-火曜日

今日は、いすみ市からお手伝いメンバーが来てくれました!

昔ながらの家づくりをずっと体験してみたかった!とのこと。

そういう方に気軽に来ていただけるのが、すごく嬉しい。

そして、もうひとりは、先週土曜日に親子で参加してくれた、10歳の娘さんが、1人で参加してくれました。

午前中は、お手伝いメンバーの2人と私の3名で三和土作業をしましたが、午後は私はユンボ作業をする必要があったので、三和土の作業は2人にお任せ。

2人ともすっかり三和土の配合も、叩く作業も、高さを揃えるのも完全マスター!

image

2人のおかげで、すっかり三和土はほぼ完成までこぎつけました。



芳泉茶寮の古民家改修は、体験してみたい方
どなたでも、ご参加いただけます!

事前にご連絡ください。
東京からも、東京駅からのバスで1時間15分!

バス停まで迎えに行きますので、お気軽に
古民家改修体感してください。

一緒に作業できるの、楽しみにしています!


ちなみに、今日私が午後やっていた作業は、
暗渠排水のための管を入れるために
掘り起こした土を、ユンボで移動する作業。

image

土ってね、本当に重いんです。

土方仕事って本当に本当に大変な仕事だと思います。

それを、簡単にたくさん掘り起こしたり、運べたりする重機って、やっぱりすごーく偉大!

これを運転するための、安全講習行って良かったです。

image


image


この写真は約1カ月前の晴れ姿(笑)。

今は、もう少し上達しました!


healthytastyandwise at 21:46|PermalinkComments(0)

2015年08月02日

三和土作業に必要な道具

床下三和土作業も、オーラス。
最後の仕上げに向けて、
💪頑張ってます!!

作業中、大変お世話になってる
この道具。

image
 


凧糸巻、って言うんだって。

建設現場で、真っ直ぐのラインを
出したり、水平を出したりする際に
使うものなのですね。

床下三和土は、この後、
「束石」
「床束」
「大引き」
などの作業に向けて、まさに
建物の礎となる平面。





家づくりを応援する情報サイト
http://www.polaris-hs.jp/zisyo_syosai/tsukaishi.html
のページよりお借りしました。




なので、強固であり、しっかりと水平である事が、何にもまして大切なのですね。


土台の上端に合うように糸を張る


対角線の土台に向けて、水平の線

見えるかな?縦と横に糸を張ってます。

この糸から10センチほどの下に三和土の床面が来るように、何度も高さをチェックしながら作業します。

プロなら、こんなに何度もチェックしなくても、すぐに真っ直ぐな床面が出来るのでしょうが、素人には水平の感覚がなさすぎるので、こういう道具を多用して、何度も何度も確かめながら作業をしていきます。

時間がかるけど、やり甲斐あります。

私、けっこうこういう正確性を求められる先好きです。

というより、土方仕事はやはり男性陣には敵わない。

なので、細かい作業担当で💪頑張って
ます。

 image

夏の暑さの中での作業。

ぼとぼと汗が落ちます。
汗だくです。













healthytastyandwise at 21:00|PermalinkComments(0)

2015年07月21日

三和土ワークショップ 最終日

6日間にわたる床下三和土のワークショップ。
たくさんの方々の地道な作業のおかげで、
一歩一歩進み、振り返ってみたらこんなに
広い面積が素晴らしい三和土になりました。

芳泉茶寮の古民家のあるこの土地は、
水位が高く、根本的な水対策が必要です。

湿気がかなりある状況のなか、どうやって
この家を健康に保つことが出来るか?

それを、どう実現するかが私の頭には常にありました。

多くの人が、コンクリートのベタ基礎を打つことを
提案してくれました。

そうすれば家の土台は湿気からある程度守られる。

でも、私たちは他の方法を試したかった。



今まで古民家改修の参考にと訪れた、
ベタ基礎の上に乗る古民家よりも、土の上に
乗っている我が家古民家の方が地面との
つながりを感じられたし、気持ち良かったんです。



だから、コンクリートを打たないで、
何か出来ないか。


光風林の筒井さんは、伝統的、基本に沿った
三和土を打つことを提案してくれました。


それは呆れるほどに手間がかかる手法でした。

のちには畳の下に隠れてしまう場所。
すべての床下を、丁寧に丁寧に三和土にする。


私たちだけの力では到底実現出来ない。

みんなの力を借りよう。

そうしてワークショップを開催しました。


以前、自分達が参加させてもらった他の
ワークショップで、私たち自身が貴重な体験を
得られたから、今回、他にあまり機会がない
「床下三和土」を、改修作業として行う、という
果てしないチャレンジは、きっと多くの人と貴重な
経験を分かち合えるチャンスになると考えました。


芳泉茶寮の古民家のために、多くの方達が

時間を割いて、
手間をかけて、
力を使って、
汗を流して、
愛情を注いでくれたこと。


本当に本当に感謝します。
ありがとうございます。


ワークショップ最終日のお昼に、光風林の筒井さんはおっしゃいました。


手間をかけることの大切さ。
近隣の住人が助け合いながら家を作り上げて
いったかつてのコミュニティー。

それを伝えたいという思いで、
機会を作りたくて、
ワークショップという形をとっている、と。


今回、東京をはじめ、神奈川、茨城と
多くの方が参加してくれました。
そしてもちろん地元のつながりの方々も。


いろいろな人が、その体験を共有することで、
地道に何かが変わるかもしれません。


そしてもう一つ嬉しかったのは、
古民家改修に興味を持ってくれて、
見学に来てくださる近隣の方々がいたことでした。


近隣には、立派な古民家が数多くあります。
それらが日本の素晴らしい資産として活用される
ようになったらいいな、と僭越ながら思います。


6日間にわたる床下三和土ワークショップを動画にまとめました。


是非見てくださいね!



healthytastyandwise at 15:38|PermalinkComments(0)
ギャラリー
  • キッチンの進捗
  • キッチンの進捗
  • キッチンの進捗
  • 中国茶茶房を作る
  • 中国茶茶房を作る
  • スリランカより帰国しました!
  • ワークショップ参加者募集中!
  • 古民家の断熱材
  • 民家協会の見学会を実施しました。